居場所はあるか

KREVAのライブを見に行ってきた

去年のKREVAフェス以来

久々に見ることができた。

 

六本木ヒルズのステージで

GWに毎年行っているJ−WAVEのイベント

TOKYO MAPSだ。

たまたま聞いたラジオで知った。

 

スケジュール空いてた。

こりゃ、行くしかない。

好きなもの、好きなことがあるなら、

 

行けるなら絶対行っとけ!

 

会場に着くと、

たくさんのお客さんで溢れていた。

開演までにみるみる集まってくる。

観覧フリーのイベントだから

ファン以外にもいろんなお客さんが

いたんだと想う。

その中でも男性客が割と多かった。

 

19時、開演。

 

DJ&MPCの熊井吾郎氏が

トラックを回す。

1曲目は瞬間speechlessだ。

イントロのフレーズが

低いキーから、KREVAのキーへ

だんだんと上がっていき、

会場の気持ちが1番いいところで

ご本人登場。

 

かっこよすぎる。。

 

会場の空気をこのつかみで変えてしまう。

みんな釘付けになる。

 そこから、たたみかけるように

基準、ストロングスタイル、神の領域と

3曲アッパーなナンバーが続く。

 

KREVAのパフォーマンスは圧倒的だ。

ラップが超絶上手いのはもちろんだが

まるでパントマイムのように

手や身体を動かして

歌詞やメロディのフレーズなんかを

表現していく。

 

だから、

どんどん惹き込まれてしまう。

魅力、魔力、とてつもない。

 

 MCで「俺ラップ上手いなー」って

ふざけてつぶやくけど(笑)

当たり前だ。誰もが納得する。

こんなに自由に表現するラッパーは

ほかにいない。まさに神の領域。

 

終盤、

「居場所」とゆう曲をやった。

 

KREVA

13年お世話になったレコード会社を離れ

あらたな挑戦で

「嘘と煩悩」とゆうアルバムを出した。

 

あなたにも居場所はあるか。

もしないなら、

ここをあなたの居場所にすればいい。

 

その手動かせ

黙ることはできないんだろう

 

誰もが心の奥底に抱えている

そのひとにしかわかりえない何かを

KREVAは曲とライブで繋げていく。

 

見事だ。

 

全国ツアー中にあって、

KREVAが今、

このイベントに出たことの意味は

まだ見ぬ誰かと

出逢いたかった、繋がりたかったんだろう。

 

その出逢いは、偶然であり、

やがて、必然になる。

ライブの、この一瞬が永遠になることを

彼は知っている。

 

居場所が広がり、繋がっていた。

 

心地よい夜の風が

東京の街を吹き抜けていた。


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