瞑想

安本美緒コンサート2017 Meditation

マウントレーニアホール渋谷プレジャープレジャーを

見に行ってきた。

 

彼女のコンサートは今まで何度も見てきていた。

今回はサポートメンバーも過去最大人数の編成だった。

 

だけど、それ以上に

「アーティスト・安本美緒」の本領が発揮されたステージだった。

 

1曲目が「レイ~受け継ぐ命~」から始まって、

最初にステージ出てきた表情を見て、

今日はとても良いものになると確信を持てる。そんな顔をしていた。

2曲目の「FreeBird」が終わる頃には、世界に入り込んでしまっていた。

 

続けて演奏された「おやすみなさい」

このあたりから知らずのうちに、会場を瞑想させるような

その雰囲気を作り出していた。

(これはコンサートが終わってから気付いたのだけど)

 

今回の公演のタイトルとなっている「Meditation」という言葉。

直訳すれば「瞑想」となる。

それが体現されていたことに、気づけなかった。

 

曲は進んでいく。次々と演奏されていく。

すべて今までのワンマンライブのどれよりも素晴らしい表現で。

 

歌を聴きながら、曲を聴きながら、それを目で追いながら

もうひとりの自分がいることに気付く。

自分と自分が向き合っているような、自分と会話しているような。

 

それは、自分を否定したり、責めることとは違う。

すべてを受け入れて、認める。ありのままを受け入れる。

それは穏やかで、ものすごくパワフルなもの。

誰もが、もつべき、あたりまえの感情なんだと思う。

 

新曲「この夏よ、永遠に」が始まる頃には、

すべてがひとつになっている感覚が始まっていた。

この感覚はずっと知っていた。昔からあった。

だけど、忙しすぎる毎日の中で少しずつ見えなくなったり

忘れてしまっているような、

本当に忘れてしまったわけではないんだけど

目を離すと、離れてしまうような、だけど、とても大事な感覚。

 

本編最後に「andante

歩くような速さでという意味の曲。

急ぐでもなく、止まるでもなく、ゆっくりと、でも確実な歩み。

そんなスピードで自分の心と向き合えていた。

 

あぁ、そうか。みんな同じだったんだ。

違って見えるけど、ほんとは同じものを見たかった。信じてた。

それでいい。それでよかったんだ。そして、、、

 

曲と曲のあいだに、

彼女は涙ながらに自分の想いを話していた。

それはすごくストレートで、素直な気持ちだった。

 

選ばなかった未来と、今を選んだ自分。

その先にあったのは「感謝」の想いだった。

 

会場にいた誰もが、その気持ちを受け入れていた。

 

そこまで、分かったとき、ひとは、どうするのか。

 

アンコール・・・

過去や今までの自分に、

感謝を込めて、「さよなら、ありがとう」

 

最後に演奏されたのは

この日、2つめの新曲「アナスタシア」

復活した女性という意味のタイトル。

 

瞑想から目覚めて、この先の未来を

力強く、自分を信じて、進んでいく姿。

正直、女神のように見えた。嘘ではなく、本当にそう感じた。

そのことに、驚くわけではなく、

「あぁ、そうか」と、素直に受け入れられる自分がいた。

 

「アーティスト・安本美緒」の本質。

苦しいほど、自分と向き合っている。

そんななかで生まれた曲たちだから、響くのだろう。

 

ひとは誰もが、不器用だ。だから愛しい。

めんどくさい生き物だ。自分が一番よくわかる。

割り切って生きれたら、どんなに楽か。

どっちの自分も愛しい。そうやってひとは生きてる。

ひとりでは生きていけない。

だけど、ひとりひとりが自分と向き合って生きていかなければ。

 

自分と向き合いながら、そのすべてを受け入れる。

それが、人生なのかも知れない。

 

「安本美緒」がステージで泣かなくなったとき、

今度は、どんな景色が見えるだろう。


【公式】安本美緒 1stアルバム「Meditation」ALL ダイジェストCM

 

Meditation

Meditation

 

 


【公式】安本美緒『おやすみなさい』ミュージックビデオ

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