UberEATS配達員の話

昨晩、

訳あってUberEATSで

タピオカをひとつ、注文した。

 

配達予定時刻になって

配達員が近くに来ているのはわかったが

なかなかピンポンを鳴らさない。

 

迷っているのかと

ドアを開けると

配達員の方が困った様子で

どこかに電話していた。

 

UberEATS?

と聞くと、快く笑顔で対応してくれた。

 

外国の方だ。

日本語がほとんどわかってなさそうだった。

つたない日本語で一生懸命に伝えようとする。

 

あっち(奥の)家にピンポン鳴らしてしまって

聞いたら頼んでないと言われた。

こっちだったんですか、ごめんなさいと。

 

ポストにある名前を指さしてみたが

日本語がわからない、読めない、ごめんなさいと。

 

どこの国の方かと聞くと

カンボジアだと言う。

 

シンプルに、すげぇな、と思った。

 

言葉も読めない、土地感もわからないところで

UberEATSの、配達員できますか。

逆に自分が

カンボジアに行って、

同じ状況でUberEATSの、配達員できますかと。

 

驚いた。めっちゃ、リスペクト。

すごくすごく、がんばっているんだなと

なんだかこちらが嬉しくなった。

 

言葉は上手く話せないながらも

笑顔でコミュニケーションはとれて、

お互いにありがとうと言って、バイバイした。

 

UberEATS頼んだら

だいたい少しはチップつけるんだけど

そんなこんなで

いつもより多めにつけてしまった。

 

もし、こうやってなにげに同情を買って

チップを多めにもらうのが

彼のビジネススタイルだったら嫌だけど

(笑)

 

いろいろなこと言われることが多い

UberEATS配達員だけど

がんばっているひともたくさんいるし

助かってるひともたくさんいるんで

うまく続いていってくれたらいいなと

思いました。

 

ちゃんちゃん