津野米咲 赤い公園

音楽愛に溢れた天才が

またひとり、この世を去ってしまった。

 

赤い公園の、津野米咲

 

近年、自分は

彼女の音楽なしに生きてなかった。

このブログでも、

常々、書いていたから

おわかりいただける方もいるかと思う。

 

自殺か他殺か事故か病気か偶然か

そんなことはまず置いておいて

彼女の可能性が

ここで閉ざされてしまったことが

何より、いちばん、悲しい。

 

ほんとに、彼女の作り出す音楽が

大好きだったから。きついよ。

 

亡くなったのは18日の朝ということだったか。

同じ頃、起きたての自分の頭の中に

サイダーという曲が流れてきていた。

 

「渇いた胸にサイダーが刺さる」

 

もっとライブが見たかったよ、

聴きたかったよ。

 

数える程だったけど

ライブは本当に最高だった。

 

初めてライブ見たのは

渋谷のタワレコのインストアライブだった。

絶対的な関係という曲のリリースイベントだった。

主題歌となっていたドラマを見ていて

流れてくる曲に衝撃を受けた。それからだ。

その曲以外は知らなかったが、

初めてライブを見て、

あ、これは、やばい。本当にすごいと感じてしまった。

直接CDにサインもいただいた。

ライブできることが嬉しい、メンバーがサインをしている姿も本当に心地よく、この場への感謝の気持ちに溢れていた。

 

 

彼女の作る曲には、

真実が入ってた。わかってる。

それを作ることができるミュージシャン、

アーティストは本当に、数少ない。

 

今年、生まれた次男の名前を決める時、

名前の候補の中に

「凛々爛々」という曲の歌詞の中の

漢字が、入ってたんだ。

それで、よし、これだなって決まった。

これは嫁さんに言ったかどうかは

おぼえてないけれど

俺の中では密かにこの歌が、

心の軸にいつもある歌になっていて

次男もこの歌のような

そんな気持ちを持って

生きていってほしいなって願って。

 

 

 

何が起きているのか、本当に。

 

11/25にリリースされる赤い公園

新曲がタイトル「オレンジ」だったこと。

 

こないだ関ジャムに彼女が出演したときに

名盤として紹介されたのが

Mr.Childrenのアルバム「Q」だったこと。

 

彼女の年齢が「29」歳だったこと。

亡くなったのが「18」日だったこと。

 

彼女がやっていた生放送のラジオの

次回放送の募集テーマが「灯り(light)」だったこと。

 

過去に

鈴木愛理に提供した曲のタイトルは

「光の方へ」だったこと。

 

 

みんなパレードに夢中でも

心が求める光の方へ。

 

 

 

彼女の愛した音楽、残した音楽が

これからもっと、

広く広く世界に伝わっていくことを

信じています。

 

ちゃんちゃん。